1on1プロジェクト(校内の先生の人材活用)




校内研修受け身でいいの?

 よく研修というと、講師の先生を呼びましょう!ということになりがちですが、そうするとどうしても講演を聞くという受け身の時間が長くなってしまいます。研修時間が平均60分くらいしかないので、仕方ないとは思いますが、よりよく学べていないことが多いなあと思います。

ペアを作り自分の学校の先生から学ぶ

 講師の先生を呼ばなくても、うちの学校の職員の皆さんは、「学べる先生」がたくさんいます。その先生たちの力を生かして、人材活用するためにも1on1プロジェクトを立ち上げました。企画案は、立教大学の中原先生の提案を参考にしました。


 早速、メンバーを募ってみると18人の先生が声をあげてくれました。(企画案は職員会議にもちろん提案しています)その中でペアをつくり、プロジェクトを進めることにしました。ちなみに私は、初任の方と組んでいます。

第1回全体回はブッククラブ

 先日、第1回目の全体会がありました。振り返りとフィードバックの方法や大切にしたいことの土台をそろえたいと思ったので、岩瀬直樹さんと中川綾さんの「読んでわかるリフレクション」のブッククラブをすることにしました。先生方は、多くの付箋を本に貼ってきて、本と対話しながら学んでいました。それをもとにブッククラブをすることで振り返りやフィードバックの視点が広がったり、深まったりしました。

 この本の最後の方には、著者が振り返りやフィードバックを一年間続けて考えたことが、10点紹介されています。僕はこの部分を読んで、自分の評価規準として置き換えて、1年間取り組もうと思いました。

 僕と初任の方のペアは、2〜3週間に一度、1on1をすることになりました。振り返りやフィードバックを文書にして読み合うことを事前をしてから、話し合います。お互いに学びの深い1on1になるようにしたいです。

※この記事は、小学校教諭「イマシュン」さんの投稿です。




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