1番読み方の多い漢字ってなんだろう?




2年生で漢字の読みと送り仮名の大切さを学ぶ

小学校2年生の国語に「かん字の読み方」という単元があります(光村図書)

この単元では、

「わたしのおにいさんは、九月九日の日曜日に九さいになりました」

などの例文から、漢字にはたくさんの読み方があることを学びます。

第二学年までに配当されている漢字を読むことができるとともに、文や文章の中で使うことができる

光村図書出版 小学校国語学習指導書 2下 赤とんぼ

ことを目標としています。

そして教科書では、たくさんの読み方がある漢字として、

上  下

を例として挙げています。

漢字読み方例文
じょう
うえ
うわ
かみ
げる・あがる
のぼ
屋上から、東京えきが見える。
たなの上に、金魚ばちをおく。
上ばきをぬぐ。
川上で、つりをする。
古い本をつみ上げる。
お寺のかいだんを上る。


した
しも
げる・さがる
くだ・くだ・くださる
ろす・おりる
ろう下に西日がさす。
夜が明けてから、下山する。
木の下で、車が止まる。
川下は、ながれがおそい。
頭を下げる。
坂道を下ると、広場がある。
ふみ台から下りる。
光村図書出版教科書「こくご 二 下 赤とんぼ」

そして、読み方をはっきりさせるためには送りがなに気をつけることが大切なことを学びます。

1番読み方の多い漢字は?

上と下も読み方がとても多いのですが、「もっと読み方が多い漢字はなんだろう?」と気になりますよね。

正解は・・・・・

です。

小学校で学習する読み方だけでも、13あります。

読み方例文・使い方
せい生命
しょう生涯
じょう誕生
きる生き甲斐
かす語学力を生かす
ける花を生ける
まれる子どもが生まれる
卵を生む
える髪の毛が生える
やす髭を生やす
なま生卵・生ビール
生い立ち
生糸

他にも

熟語だと

生粋(きっすい)、生憎(あいにく)、生業(なりわい)、往生(おうじょう)、芝生(しばふ)、早生(わせ)など、

名前だと

義生(よしお)、樹生( いつき)、陽生(はるき)など、

地名や名字だと

弥生(やよい)、福生(ふっさ)、麻生(あそう)、生田(いくた)、壬生(みぶ)、相生(あいおい)など・・・

一説では、「生」の読み方はなんと、

150以上

あると言われています!

子どもたちに

一番読み方が多い漢字は何でしょう。

とクイズを出すと盛り上がりますよ。




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