「給食中は私語一切禁止」学校を取り巻く“不自由”の実態




2018年12月4日 AERAdotより

「黙食」「無言清掃」などに取り組んでいる先生、たくさんいます。学校全体で取り組んでいるところもあるようです。

昼どきの小学校は誰もいないのかと思うくらい静かだった。授業参観のため学校を訪れた女性(45)は、当時1年生だった娘の教室の後ろ扉をそーっと開けた。すると、目にとびこんできたのは、全員が前を向いて黙々と給食を食べる姿。

「『黙食』と呼ばれる指導なんです。子どもたちがしゃべりながら食べると時間がかかるかららしいです。娘は入学したばかりのころ、給食の時間が怖いと泣いたこともありました」

2018年12 月10日 AERAdot より

「未来の先生展2019」で「学級経営の基礎基本」という演題で講演した後、若い先生から「(学校として取り組んでいる)無言清掃を止めるにはどうしたらいいでしょう」という相談を受けました。その先生は個人としては反対だが、学校として取り組んでいることなので従わざるを得ないという悩みでした。

学校の不自由さを感じているのは子どもや親だけではなく先生もだ。アンケートでは、「先生としても学校が不自由か」を聞いたところ、不自由と回答した人は96%に上った。

2018年12 月10日 AERAdot より

以前から行われていた教育技術ですが、最近増えてきたように感じます。
その要因として考えられることは

  • 学級経営に困難を感じるクラスが増えたことにより、指導方法を統一する「スタンダード」を取り入れる学校が増えた。
  • 同様の理由で「ゼロトレランス」的な指導が多くなってきた。
  • 学校の多忙さから、指導に余裕がんくなり、一律に子どもの行動を指導が行われやすくなった。

ことが考えられます。

次の指導要領では「主体的対話的な深い学び」が重視されます。「学び」は授業中だけでなく、学校生活内外至る所で行われていることを考えると、授業中は対話し、給食や掃除は対話しないということはあり得ないと思うのです。

このような不自由な指導の背景には、学校の忙しさ、余裕のなさがあります。

「仕事の絶対量が多く、勤務時間内にとても収まりません。オーバーフロー状態です」

 男性は家にも仕事を持ち帰る。学期末の忙しい時期は深夜にまでおよぶ。多様性を尊重したくても、とても考える余裕がないという。

2018年12 月10日 AERAdot より

子どもに、教師に、学校に自由を取り戻すためにも、働き方改革は急務です。

「給食中は死語一切禁止」2018年12月8日AERAdot.記事はこちら




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