横浜市 緊急事態宣言解除後通常登校へ




横浜市 通常登校へ

日本最大の基礎自治体である横浜市(学校数509校、児童生徒数約265,000人、教職員数約20,500人)は、緊急事態宣言を受け9月1日から分散登校(クラスを2つのグループに分け、1日おきに登校)を行っていました。

9月末で緊急事態宣言が解除されることを踏まえ、横浜市は9月28 日に新型コロナウイルス対策本部会議を開き、10月4日(月)から原則、市立小中高校や特別支援学校での分散登校をやめて通常登校に戻す方針を決めました。 

小中学校

  • 10 月4日(月)から分散登校をやめ、通常登校とします。
  • 学校行事(修学旅行や運動会等)は、感染症対策を徹底したうえで実施可能とします。
  • 部活動は、週4日(土日含む)以内として再開します。


高等学校・特別支援学校

  • 高校は、分散登校をやめ、原則、時差通学を継続のうえ、通常授業とします。
  • 各校の実情によっては、短縮授業を行う場合があります。
  • 特別支援学校は、分散登校をやめ、原則、通常登校とします。
  • 各校の実情によっては、短縮授業等を実施する場合もあります。

保護者向け通知

学校から保護者への通知には、概ね次のような内容が伝えられました。

緊急事態宣言が解除されたことを受け、10月4日(月)より通常登校を再開いたします。
感染拡大防止の措置を十分に取った上で再開できるよう、準備を進めております。

分散登校の良さを今後も活かすことを期待

通常の登校に戻ることは、

  • 子どもの生活ペースが安定する
  • クラスメイトに会える安心感がある
  • 体力低下を防げる

という面で、大変望ましいです。しかし、分散登校中には、

  • 分散投稿による少人数の指導は、子どもに寄り添うきめ細かい指導ができる
  • タブレットの活用により、子どもや教師の機器の日常化が進んだ

というメリットもありました。

通常の学校生活の中に、9月中に明らかになった「少人数指導のメリット」「ICTの利活用を」をどのように組み込んでいくのかが今後の課題になります。

参考:横浜市記者発表資料「緊急事態宣言の解除に伴う横浜市の対応について」




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