インフルエンザ激減! 学校ではわずか18人!!その理由は?




今年はインフルエンザ患者激減!

例年冬はインフルエンザが流行し、学級閉鎖が心配されます。
インフルエンザのため学級閉鎖になると

  • 給食ストップ
  • 教育委員会や保健所に連絡
  • 家庭へお便りやメールで通知
  • 閉鎖期間中に電話で様子を確認

などの対策をすることになり、かなり大変です。

コロナ禍の今年は、新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル流行が心配されましたが、今年は全くインフルエンザの流行の気配がありません。

この厚生労働省発表のデータからも、激減していることがわかります。

1月17日までの今シーズンのインフルエンザ累積患者数は729人。

過去5年間のこの時期までの平均累積患者数は約51万人なので
今シーズンは例年のわずか0.15%、 1/1500なのです!!

それに対して、新型コロナウイルスの患者数は、2021年1月26日現在37.3万人です。


当初「新型コロナウイルスがいくら流行っているといっても、インフルエンザに比べれは少ないし、例年インフルでこんなに大騒ぎしない」なといった声もありましたか、

  • 新型コロナウイルスの患者数は例年のインフルエンザ患者数と同じくらい
  • 新型コロナウイルスの致死率はインフルエンザに比べはるかに高い
  • インフルエンザの患者は激減した

ことを考えると、新型コロナウイルスとインフルエンザを同列に考えてはいけないことがわかります。

学級閉鎖はわずか2クラス!!

学校(保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校)でのインフルエンザで欠席した人数は、2021年1月17日の時点で累計18名。そのうち16名が北海道なので、北海道以外はほとんどインフルエンザで休んだ子どもはいないことになります。
学校閉鎖は0校、学年閉鎖は1学年、学級閉鎖は2クラスです。

欠席者(人)学校閉鎖(校)学年閉鎖(学年)学級閉鎖
(クラス)
2020年〜2021年 18012
2020年〜20210年87752271
学校でのインフルエンザ疾患者推移(8月31日〜1月17日) 厚生労働省

その理由は?

今年極端にインフルエンザ患者が減った理由として、ウエザーニュースでは、以下のような理由も挙げています。

  • 海外との人的交流がなかった
  • 早い時期のワクチン接種

これらの理由も考えられるかもしれませんが、これだけの極端な減少は説明しにくいでしょう

ちなみに、今年は南半球のオーストラリアやニュージーランドでもインフルエンザの流行がなかったと言います。

早い時期から行われたインフルエンザのワクチン接種があげられます。新型コロナとの同時流行があり得ることから、ワクチン接種が啓発され、多くの人が接種したことでインフルエンザ患者が減っていると考えられます。

ほかにも、“ウイルス干渉”という仮説がインフルエンザ患者が少ない理由としてあげられることがあります。体内の細胞がウイルスに感染すると、他のウイルスに感染しにくくなると言うのです。しかし、欧米欧米ほどコロナ感染者が多くない日本で、新型コロナがインフルエンザを駆逐できるのかは疑問です。

2020年12月5日ウエザーニュース「インフルエンザがコロナ禍で激減、その理由は?」

やはり、一番大きな理由として考えられることは、新型コロナウイルス対策として、

・うがい・手洗い
・マスク着用
・消毒

が徹底されたことが考えられます。
元々これらの対策は、インフルエンザに関わらす全ての感染症に対して有効です。インフルエンザだけでなく、今年は水痘(みずぼうそう)や手足口病、流行性角結膜炎といった感染症も減少しています。

インフルエンザ流行期に「うがい、手洗い、マスク着用」を指導したり、励行されたりした方は多いでしょう。しかし今までは流行を抑えるほど徹底されていなかったと言えます。

今後新型コロナウイルスの流行が収まったとしても、感染症防止の観点からは、現在の衛生上の対策を続けることが望ましいと言えるでしょう。

参考:
厚生労働省「インフルエンザの発生状況について」

2020年12月5日ウエザーニュース「インフルエンザがコロナ禍で激減、その理由は?」

2021年1月22日 nippon.com「今季インフル患者、ようやく累計700人超え、例年の0.2%以下:2020年9月からの20週間で」

2020年10月20日 CLINIC FOR「インフルエンザによる年間死者数はどれくらい?コロナとの致死率の違いは?医師が解説します。」




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