いじめ」と言う言葉が学校現場では使われますが、ぶっちゃけ犯罪行為だと思います。なぜその様な言い方になるのでしょうか?
・「いじめ」という言葉を使うことにより事態を矮小化させようとしている
・いじめと犯罪の線引きが曖昧
・「いじめ防止対策推進法」の視点で事象をとらえている
という面があると思います。
マスコミが報じるレベルのことは犯罪だと思うのですが、感覚として警察が関わるようになると犯罪、学校の枠でおさまっている(おさめている)ものはいじめと使い分けているような感じもします。また、「いじめ防止対策推進法」のいじめの定義だと「当該行為の対象児童生徒が心身の苦痛と感じているもの」なので、例えば「悪口をずっと言われた→我慢できなくてぶった→ぶたれた子がいじめられたと訴えた」場合も「いじる」と認知しないといけないのです。
なので、いじめられたと訴えた子が実はいじめていたと考えられる場合もありますし、そのような状態で冷静に当事者同士やその保護者と話合いをもち問題解決することも大変です。
マスコミも一方の行為を一元的に報道する傾向があるので、「保身」のためいじめという表現をしている場合もあるが、「犯罪という表現を使うと事実や解決が遠のく」という面もあるのではと思います。
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