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ゆとり世代バッシングは的外れ?

「ゆとり教育は悪かった」とよく言われますが、本当ですか?

freedu代表は、教員生活を始めて以来、(新学習指導要領を含めると)4つの指導要領で教育活動をしてきました。その中でいわゆる「ゆとり教育」の指導要領が一番よかったと思っています。

そして、ゆとり世代の20台半ば〜後半の世代は、とても優秀です。
いわれなきゆとりバッシングに自己肯定感を下げている彼らに「君たちの受けた教育は日本の歴史の中で一番よかったんだよ」と話しています。

『「ゆとり世代バッシング」が「的外れだった」これだけの理由』という記事の中で株式会社キャリアネットワーク 西村 直哉 代表取締役社長は下記のように学力について説明されています。

学習意欲や学力は、「勉強しないといい学校に入れない」などとケツを叩いて煽られるのではなく、「これはどうなっているんだろう」などの自発的な好奇心や探究心からもたらされるものだからです。企業の成長や製品の向上には市場競争が不可欠とされていますが、それは教育現場での子どもたちの学力向上とはわけが違います。最も大きな違いは、企業は自らが望んで市場にプレイヤーとして参加しているのに対し、子どもたちはそうではないことです。義務教育で学校に入れられている子どもたちは、学力向上競争に自分たちで進んで参加しているわけではありません。

Yahoo!ニュース 「ゆとり世代バッシング」が「的外れだった」これだけの理由

大谷翔平、羽生結弦、高梨沙羅などゆとり世代のスポーツマンを見ても分かるでしょう。大谷翔平はゆとり教育世代だからこそ、二刀流を通せたのだと思います。この前の世代だと、きっと投打どちらかにされていたでしょう。

スポーツの世界は成果が出るのが早いので、ビジネスや政治の世界でゆとり世代が活躍するのは10年後くらいからでしょう。

マスコミや世間からゆとり教育が批判され、ゆとり教育は転向することになりますが、それが日本の発展の「終わりの始まり」になるのではと心配しています。

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